9月から地元のVHSに通いだした。
自分なりに日本語の参考書は読み倒していたので、文法はけっこう分かる。 最初の超初級クラスの間は、クラスの中でもできる方だった。
通いだして3ヶ月。
3段階クラスは上がったけど、ラテン語圏のクラスメイトにあっという間に追い抜かれた!!
しかも私は英語もできない。
今のクラスは、アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、スウェーデン人、アフガニスタン人、ブラジル人、スペイン人、エクアドル人、ボリビア人、ロシア人、中国人・・・っと、非常に国際色豊か。しかもかれらのほとんどが流暢な英語を話すのよね~。
ロシア人クラスメイトは英語が不得手なんだけど、先生がロシア語が堪能なのでカバーしてもらえてる。
英語もスペイン語も先生はできるので、それらが使える生徒たちもカバーしてもらえてる。分からない単語があって、もちろんドイツ語で説明してくれるけど、それでも分からないときはそれぞれの言葉を使ってくれるのだ。
そして、もちろん日本語など先生は出来るはずもない。
20名いる生徒たちの中で、私だけが意味が分かってないことが多々あって、でもそれはあまりに頻繁なのでその度に「わかりません!」って手を上げるわけにもいかない。
電子辞書のおかげで、素早く単語は引くことができるけど文化的な違いで解釈できない文章とかあると(ドイツならではの言い回しとか)説明を求めてみても理解できないまま終わることがよくある。
こういう時、すーーっごく空しくなって、英語が出来ない自分が恥ずかしくて悔しくて、泣きたくなる。
わたしが、今まで費やしてきた時間って、なんだったんだろう?大学卒業後、苦しみながらもそれなりに社会にもまれて仕事して、経験も積んできた。・・・つもりでいたんだな・・・・。
不当な人種差別にあったりする事もなく、金銭的な都合で学業をあきらめなければいけない、という事もなく、身体的な理由で就職できない、という事もなく。
世界第2位の経済大国に生まれた、ラッキーな人間なんだ。
なんか、泣けてきたな。
泣く暇あったら、よく使う動詞の3基本形(不定詞、過去、過去分詞)を単語帳に書いて憶えろってね。