日本ではお馴染みの餃子も、ドイツではそうそう簡単に食べられません。必然的に自分で作ることになりますが、スーパーで買える定番キャベツは煮込む用のかったい硬い白キャベツ(weißkohl)のみ。
白菜(Chinakohl)も売っていますが定番ではないので春夏は手に入りにくく、日本のキャベツに近い柔らかさをもったシュピッツコール(Spitzkohl)もあったりなかったり。
ベルリンではトルコスーパーへ行くとほぼ手に入りますが、どこにでもトルコスーパーがある訳ではありません・・・・
ですが安心してください。ドイツならどこでも買えるあの野菜で餃子のタネが作れるのです!しかも美味しいの♥
その素晴らしき代用野菜、それはコールラビ(Kohlrabi)!!です!!
ということで、
ドイツでも手軽で美味しいコールラビ餃子の作り方
です。
材料 たっぷり4人前
- 餃子の皮 60~70枚
- 長ネギ(Poree)2本ぐらい:水餃子用
- ごま油 大さじ2杯:水餃子用
- 小麦粉 各大さじ1杯:羽付き焼き餃子用
- 水 150㏄:羽付き餃子用
- 食用油:羽付き焼き餃子用
【餃子のタネ】
- コールラビ 2つ
- ルッコラ 50gぐらい(適当)
- にんにく 3かけ(お好みで)
- 豚ひき肉 500g
- 中華調味料 または 昆布だしの素 50g
- ごま油 大さじ1杯
- 塩、コショウ 少々
ルッコラはニラがやはり手に入りにくいので、代わりに入れています。餃子の皮は我が家の場合、いつも行くアジアスーパーで韓国製の冷凍のものを買っていますが手作りも美味しいですよ。大変だけどね(笑
手順
1. コールラビの皮を厚めにしっかり剥き、ひと口大に切ります。
餃子の皮が冷凍の場合は、先に解凍しておくこと!わたしはよくこの段階で気が付き、あわてて湯煎して解凍することしばしばです( ´д`;)
2. 切ったコールラビをみじん切りにします。我が家はミキサーで手早くやってしまいます。にんにく、ルッコラも同様にみじん切りにします。
ところでミキサーですが、実はドイツには電気を使わなものがあります。
⇐コレなのですが、お友達がもっていて、軽い力でしっかり細かいみじん切りが出来ちゃいます。しかもブレードを外して付属のざるをいれると野菜水切りにもなるという優れもの。今の電動ミキサーさんが壊れてしまったら絶対これにしよう、と今から誓っています…
3. ボウルに【餃子のタネ】の材料を全て入れ、よくこねます。
4. 少量をフライパンで焼いてみて、味を見ます。酢醤油などで食べるので濃い味付けは不要ですが、薄いようでしたらお好みで塩コショウを足します。
5. タネを皮で包みます。
水餃子の場合はヒダなし、焼き餃子はヒダありにしています。
【水餃子用白髪ねぎの用意】
水餃子にする場合は、白髪ねぎを用意します。長ネギ(Poree)を5㎝幅に切ってから千切りにした後、水にさらします。
※ドイツの長ネギは肉厚で水にさらしてもなかなか辛味がとれないので、我が家の場合は水餃子を茹でこぼす際に、白髪ねぎもさっと湯通ししています。こうすると子どもも食べられるマイルドなお味になります。お好みでどうぞ。
6. 餃子を焼きます。羽付き餃子にする場合は、こちらのレシピを参考に(*´`*)⇒ 羽根つき餃子の焼き方
ちなみに我が家の頼もしい鉄板くんはなんと卓上カセットコンロタイプ。カセットコンロの老舗イワタニ製の珍しい鉄板&蓋つきタイプなのです。
カセットボンベは世界共通規格らしく、ドイツでもアジアショップなどに行くと6本入りがちゃんと売っています。粉物が大好きで卓上ホットプレートが欠かせなかったのですが、ドイツで買っては壊れを3回繰り返してこれに辿り着きました。電圧は気にしなくていいし、屋外でも使える優れもの。おすすめです!
7. 水餃子はたっぷりのお湯で10分弱茹でます。ぷっくり浮かんで来たらOKですが、皮の種類によってはすぐに浮いてくる場合もあります。その際は「茹で上がってきた豚肉とルッコラの香り」で判断しています。要は野生の感で!
皮がやぶれないようにそおっと茹でこぼしたら、すぐにごま油を回しかけます。
上に白髪ねぎを盛り付けて完成♥
8. 焼き餃子も焼けたらお皿に盛りつけて完成♥
タレはお好みでお願いします(笑
我が家はお醤油に香酢を足したものがお気に入りです!
以上、コールラビ餃子の作り方でした~。